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悠樹

@haruki_zelkova

暗いところが好きで、壁がお友達。
読了した本やプレイしたゲームを呟きます。

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calendar_today06-02-2020 13:40:40

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#読了 むかしむかしあるところに、死体がありました。/青柳碧人 自分にとって、昔話は“人情と不思議と因果応報でもって「めでたしめでたし」に落ちつくお話”だった なので、物語の舞台と現象はしっかり昔話なのに、読み心地はブラックな現代ミステリという、逆方向に広がる読後感が不思議で面白かった

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#読了 物理学者、SF映画にハマる/高水裕一 様々な映画で描かれる時間旅行や宇宙旅行等について、仮に映画と同じ技術や状況が現実にあったとして、どんな現象が起こりそうかを科学的に考察した書 時間旅行を考察した第一章が特に面白く、ワクワクしたり遣る瀬無さを感じたり、凄く楽しい読書体験だった

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豆本のガシャポン、それも『夢十夜』や『銀河鉄道』がラインナップにあると知ってから、あちこち必死に探しまわっているのだけれど、まだ出会えてない。 6種類どれが出ても嬉しいからやりたいのに、見つからないまま終了してしまったら悲しすぎる……。 どこにあるんだろ。

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#読了 石の文学館/和田博文 編 小学校1年生の頃、お土産の化石やテレビに映ったフォッサマグナの断層を見ながら、強大な力でぺしゃんこに圧し固められたあげく、数百年後に土から掘りおこされ、標本として博物館に飾られる自分の骨を想像して、アンモナイトの隣がいいなぁと空想したことを思いだした

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#読了 ケルトの世界/疋田隆康 神話や伝説を足掛かりに、ケルト人の社会や文化についての仮説と論争を解説した書 ケルト人を自称する史料が存在しないことや、「ケルト人とは他者からのレッテル貼りであり、ケルト人は存在しない」とする説を初めて知り、アイデンティティとは何かを考えこんでしまった

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#読了 地の底の記憶/畠山丑雄 淡々と冷たくどろりと仄暗い空気のなかに匂いたつような狂気を感じ、ぞわぞわと背筋が粟立った 聳え立つ山や広大な海、洞だらけの老木や苔むした大岩、深く暗い洞穴や古めかしい建造物。そんな物言わぬ存在にこそ「お話」を語る雄弁な声を聞きつけてしまうのは何故だろう

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#読了 食べごしらえ おままごと/石牟礼道子 ハレとケの日常と四季、その折々でいただく食べ物にまつわる随筆 本文と巻頭の料理写真とを行きつ戻りつ読みながら食べたことのない料理に思いを馳せると、見たことのない情景がぱっと目の前に浮かび、口内にじわっと唾がわく 生きることの熱量に圧倒された

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#読了 月光とピエロ/堀口大学 大正8年の詩集を底本とする愛蔵版。同名の、清水脩作曲の男声合唱を聞きながら読んだ。『夕ぐれの時は良い時』『雪』が特に好き 秋を実感するより先に迫る師走の足音を耳にしてしまったけれど、道端の側溝ではささやかな虫の音が響いている。今年はどんな冬になるだろう?

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アディクションとその周辺 執筆者の一人が『ゲーム・ネットの世界から離れられない子どもたち』の著者と知り読んだ 安心できる人や場所の存在、人として尊重することされること。分かったつもりでも当事者になってしまえば難しい。専門家を頼るという選択肢を持つことが自分のような素人には大事だなと

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#読了 虫たちの日本中世史/植木朝子 トンボは間抜けでハチは忠義者、イナゴは嫉妬しないから子沢山だし、クモは賢くミノムシは哀れ。虫の生態や掛詞など言葉から連想されるイメージの影響もあるにせよ、かなり好き勝手に虫の姿を解釈して詠んでいるなぁと、面白いようなおかしいような気持ちになった

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#読了 宵山万華鏡/森見登美彦 宵山をめぐる不思議で少し怖い連作短編集 背筋にヒヤリとしたものが走ったかと思えばクスッと笑えて、賑やかな様子にほのぼのなごんでいるとピシャリと横っ面をはられる。お話ごとにくるくると変化する雰囲気はまさに万華鏡のようで、夢中になって読み進めた。楽しかった

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ABZÛ 沢山の海洋生物と泳げる、水中世界を旅するゲーム 終盤のカタルシスに画面が見えなくなるほど号泣し、自分疲れてるなと思わず泣き笑い 道中、陸に上がる場面では水中での滑らかな動きは見る影もなく、「ああ、主人公は“海の生き物”なんだ」と腹落ちした瞬間の、胸に差し迫る感慨が心に残っている

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#辛くて二度と読めない本 ★生と死★ あなたのための物語 アルジャーノンに花束を ★人間怖い1★ “It”と呼ばれた子 残酷な神が支配する 車輪の下 タイガーと呼ばれた子 天人唐草 にんじん ハッピーバースデー 闇の子供たち ★人間怖い2★ 1984 苦海浄土 幸福の王子 蠅の王 模倣犯 よだかの星

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11月の #読了 は13冊 今月に読んだ中で、特に印象深かった5冊 (五十音順) ★食べごしらえ おままごと ☆地の底の記憶 ★物理学者、SF映画にハマる ☆虫たちの日本中世史 ★宵山万華鏡

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#読了 不思議の国のアリス ミステリー館 1988年編纂の『おそらく世界で最初のアリス・パロディのアンソロジー』(あとがきより)の復刻版 奇妙な国に迷い込んだ主人公がシュールな体験をする『不思議の国の殺人』、薄ら寒い感覚がチェシャ猫のニヤニヤ笑いの如く後に残る『干からびた犯罪』が面白かった

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#読了 火星の人/アンディ・ウィアー、小野田和子 お話の大半が、”いつか誰かに読まれることを想定し、ワトニーが残しているログ”という体裁であることに衝撃を受けた その考えに至った心情は勿論のこと、ユーモアに満ちた一人称の裏側でどんな想いを抱きながら日々を過ごしていたのかを想像してしまう

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風邪→インフル→風邪のトリプルコンボを連続で食らって、寝込んでおります。 皆さまもご自愛ください。